CCNA試験勉強対策

Certsimのレビューと勉強方法

Certsimを購入

2週間ほど間が空いてしまっているが、勉強していなかったわけではない。
最近はCertsimを中心に勉強していた。
ついにCertsimを購入した。
これでCCNA系のソフトはほとんど購入したことになる。
近いうちにCertsimについてのレビューを上げようと思う。

以下、STPを除くスイッチのまとめ。
聞くところによると、最近のCCNAはほとんどスイッチの問題(主にCatalyst2950が中心)しか出なくなっているという。
ルータよりもむしろスイッチを重点的にやっておいた方がいいとのことだ。
シミュレーションは、スイッチの追加問題らしい。問題数は、1問~2問程度とのこと。

机上ではある程度覚えてきたが、実際にコマンドを打っていないので、NVZでスイッチラボなどをやりながらコマンド練習も補完しなければならない。

---スイッチ基本---
・スイッチは知らない宛先のフレームはブロードキャストする。
(ルータは知らない宛先のパケットは破棄する。)
・スイッチはコリジョンドメインを分割する。

---スイッチ管理---
・ネットワーク経由でCLI(telnet)やVSMで管理する場合、スイッチにIPアドレスやゲートウェイの設定が必要。

・設定コマンド

SW(config)#int vlan 1
SW(config-if)#ip address 192.168.10.100 255.255.255.0
SW(config)#ip default-gateway 192.168.10.1
※スイッチにはインタフェースでなく、管理VLANにアドレスを振る。

---VLAN---
・VLANはスイッチ上でブロードキャストドメインを分割する機能。
・VLANを使うことで物理的な問題に関係なく柔軟にネットワークを構築できる。
・VLANを使うことでセキュリティを強化できる。
・VLANを使う事でブロードキャストドメインを縮小し帯域幅の消費を抑える。
・VLAN間のデータ転送にはルータが必要。
・ルータはポート0から始まるが、スイッチはポート1から始まる。
・デフォルトで全ポートがVLAN1に属している。
・管理VLANはVLAN1である。
・CDPは管理用VLAN(VLAN1)にのみ流される。
・VTPは管理用VLAN(VLAN1)にのみ流される。
・IEEE802.1Qの場合デフォルトVLANはタグ付けせずに使用されるため「ネイティブVLAN」と呼ばれる。

---トランク---
・VLANを多重化して一つのポートで複数のVLANを接続する技術をトランクという。
・トランクを使う事で、スイッチ同士でVLANを接続する際にVLANの数だけポートを消費する問題を解決できる。
・トランクの設定がされているポートを「トランクリンク」という。
・トランクリンクの種類はISLとIEEE802.1Qの二種類がある。
・トランクリンクの種類は両端のスイッチ同士で同じにしなければならない。
・ISLはVLAN番号の入ったISLヘッダでフレームをカプセル化する。
・ISLはCiscoSystems独自。
・Catalyst1900はISLのみなので他ベンダ機器との接続は出来ない。
・802.1QはVLAN識別情報をタグに埋め込む。(=タグ付け)
・設定コマンド

◎ISL
SW(config-if)#switchport trunk encapsulation isl

◎802.1Q
SW(config-if)#switchport trunk encapsulation dot1q

・showコマンド

SW#sh vlan

・VLANメンバーシップはどのポートに属しているかを表す。

◎VLANメンバーシップ設定コマンド(fa0/2へのVLAN200の設定)

SW#vlan database
SW(vla)#vlan 200 name sales

SW(config)#int fa 0/2
SW(config-if)#vlan-membership static 200

---VTP---
・VTPドメインとは、複数スイッチでVLANを共有する事。
・一元管理の配下に同じVTPドメイン名をつける。
・VTPドメインに参加しているスイッチは、サーバ・トランスペアレント・クライアントのどれか一つの動作モードとなる。
・デフォルトではサーバとなる。
・VTPメッセージは5分に1回、または変更時に通知される。

・VTPプルーニング
VLANメンバが存在しないポートに不要なフラッディングをしない機能。
(但し管理VLANは常にフラッディング対象となる。)
※プルーニング=「排除する、取り除く」の意。
・VTPプルーニングを有効にすることで、トランクリンクの帯域幅を有効活用できる。

・VTPの作成と確認
1.VTPドメイン作成
同じVLAN情報を共有するスイッチに同じVTPドメイン名を設定する。

2.トランクリンク作成
トランクリンクを有効にする際、VLANの識別情報を付加する方法としてISLかIEEE802.1Qを指定する。

3.VLAN作成
全スイッチの全ポートはデフォルトで管理VLAN(VLAN1)に所属しているため、VLANを作成する場合はVLAN1以外のVLANを作成する。

 【VLANの作成方法】
 1.新規VLANの作成
 2.VLAN名の指定
 3.ポートにVLANの割り当て

4.ポート割り当て

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