EIGRP
どのEIGRPがルーティングテーブルに追加されるか
■暇つぶし問題
IPルーティング&アクセスリスト(1)15問コース
6/15 正解
正解率 40%
■今日覚えたこと
・どのEIGRPがルーティングテーブルに追加されるか。
⇒サクセサ
ルーティングテーブルにはベストな経路であるサクセサのみが保持される。
・EIGRPを有効にするコマンドは何か。
⇒Router(config)#router eigrp 10
IGRP、EIGRPとも有効にする際はAS番号が必要。
EIGRPを有効にするにはrouter eigrp[AS番号]
のコマンドで有効にする。次にnetworkコマンドでネットワークを指定する。
Router(config)#router eigrp 10
Router(config-router)#network 172.16.0.0
・172.31.8.0~172.31.23.0からのアクセスを禁止するアクセスリストを作成したい。アドレス範囲を表すにはどれを使えばよいか。
⇒選択肢なし
172.31.8.0と172.31.23.0を2進数で表すと以下のようになる。
172.31.8.0 10101100.00011111.00001000.00000000
172.31.23.0 10101100.00011111.00010111.00000000
上記のように、172.31.8.0と172.31.23.0は172.31.0.0/19までは共通だが、172.31.0.0は172.31.8.0より前のアドレスになるため使用できない。ワイルドカードマスクでネットワーク範囲を指定する場合、必ず以下のようになるように指定する。
アドレス範囲の最初のアドレス(今回の場合は172.31.8.0) ワイルドカードマスク
172.31.8.0~172.31.23.0のアドレス範囲を指定する場合は、172.31.8.0 0.0.7.255と172.31.16.0 0.0.7.255の2つに分ける必要がある。
172.31.8.0 10101100.00011111.00001000.00000000
172.31.15.0 10101100.00011111.00001111.00000000
172.31.16.0 10101100.00011111.00010000.00000000
172.31.23.0 10101100.00011111.00010111.00000000
・Ciscoルータで仮想インタフェースを設定するコマンドはどれか。
⇒
Router(config)#interface loopback 0
Router(config-if)#ip address 192.168.1.1. 255.255.255.255
・EIGRPのフィージブルサクセサについて記述が正しいものはどれか。
⇒トポロジーテーブルに格納されたバックアップルート
ある宛先への最適経路がサクセサとなる。経路途中のネットワークダウン等により最適経路が使用できなくなった場合、フィージブルサクセサがサクセサに昇格する。つまりフィージブルサクセサはこれまでサクセサだった経路が使用できなくなった場合に適用される2番目の経路(バックアップルート、代替ルート)となる。
サクセサはルーティングテーブル(とトポロジーテーブル)に、フィージブルサクセサはトポロジーテーブル内に保持されている。
拡張IPアクセスリストの番号として使える番号は何番か。
⇒拡張IPアクセスリストではアクセスリスト番号100-199を使用する。
・RIPに関する情報を表示するコマンドはどれか。
⇒show ip protocols
show ip protocolsはルーティングプロトコルに関する情報を表示する。
・IPアクセスリストがインタフェースに適用されているかどうかを見る為に使うコマンドはどれか。
⇒show ip interface
show ip interfaceはインタフェースの情報を表示し、IPアクセスリストがインタフェースに適用されているかどうかを確認できる。また、アクセスリストが内向きか外向きかどちらに適用されているかも見ることができる。
show access-listsでは設定されているアクセスリストの情報は見れるが、どのインタフェースに適用されているかまでは分からない。
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