CCNA試験勉強対策

OSPF

OSPF、ループバックインターフェース

図解教本sec224

OSPFの設定コマンドで正しいものはどれか。
⇒正解 Router(config-router)#network 192.168.9.0 0.0.0.255 area 0

●OSPFの基本設定コマンド
1.OSPF起動コマンド=router ospf [プロセス番号]
2.ネットワーク設定コマンド=network
3.ループバックインタフェース作成コマンド=interface loopback [ポート番号]

CiscoルータでOSPFを設定する際は、以下のコマンドを使用する。
Router(config)#router ospf [プロセス番号]
Router(config-router)#network [アドレス] [ワイルドカード] area [エリア番号]

・プロセス番号はOSPFの設定をするルータの管理の番号のためIGRPのように他ルータと合わせる必要はない。

・指定したアドレスのタイプをルータに識別させるためにワイルドカードマスクを使用する。
ワイルドカードマスクは32ビット長を持ちドット区切り10進数を指定する。
ビット列はサブネットマスクと異なり、チェックしたい部分に1ではなく、0を立てる。

●OSPFの設定例
Router(config)#router ospf 3
Router(config-router)#network 192.168.1.0 0.0.0.255 area 0

上記例では、ネットワーク192.168.1.0/24のネットワーク部分をチェック対象に加えるため第一オクテットから第三オクテットまでをビット0にし、第四オクテット(255)はチェック対象に含めないためビット1にしたワイルドカードマスク0.0.0.255を使用している。
また、たとえばIP192.168.1.17を持つインタフェースをnetworkコマンドに続けて指定する場合、すべてのオクテットをチェック対象とするためワイルドカードマスク0.0.0.0を使用する。

また、DRとBDRの選出プロセスでルータIDとして使用されるループバックインタフェースは以下のコマンドを使用して作成する。
Router(config)#interface loopback [ポート番号]

ループバックインタフェースに設定するIPアドレスは通常はプライベートアドレスを使用する。

●ループバックインタフェースの設定例
Router(config)#interface loopback 0 ←ループバックインタフェース0を作成した。
Router(config-if)#ip address 192.168.19.9 255.255.255.0

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