CCNA試験勉強対策

CatalystのVLANの学習

久々CCNAダイアリー再開

本人ですらその存在を忘れていたが再開する。

図解教本sec187 ジャンプ問題

19.Catalystスイッチ上のポートの一つに一つのVLANを設定する場合、このポートは何と呼ばれるか。
A トランクポート
正解

20.Catalyst2950でVLAN10をポートに割り当てるコマンドはどれか。
A Cat2950(config-if)#swithport vlan10
不正解
正解はB Cat2950(config-if)#switchport access vlan10

21.Catalyst1900でFastEthernet 0/27をトランクポートに設定した場合、設定情報を確認するコマンドはどれか。
B Cat1900#show trunk Fa0/27
不正解
正解はD Cat1900#show trunk B

22.Catalyst1900のトランクポートの設定で対向のポートの設定に関係なく常にトランクポートで動作し続けるように設定するコマンドはどれか。
B Cat1900(config-if)#trunk auto
不正解
正解はA Cat1900(config-if)#trunk nonegotiate

23.Catalyst1900で管理VLANをVLAN30に設定するコマンドはどれか。
B Cat1900(config)#ip mgmt-vlan30
正解

24.Catalyst2950で管理VLAN40に10.0.0.4/24を設定するコマンドはどれか。
C Cat2950(config-subif)#ip address 10.0.0.4 255.255.255.0
正解

図解教本188ブレークスルー

1.あるCatalyst1900でVTPドメイン名をINTROに設定し、このスイッチを
クライアントモードで動作させた。このとき正しいコマンドの組み合わせはどれか。
D Cat1900(config)#vtp domain INTRO client
⇒正解

2.次のうち、トランクについて正しく述べているもの5つを選択せよ。
C トランクの両端のポートで同じタギング方式を使う必要がある。
E ISLはイーサネットフレームにVLAN識別用のタグを挿入する。
G Catalyst1900でトランクポートに設定できるのはFastEthernet0/26 0/27だけである。
H IEEE802.1Qはイーサネットフレームをカプセル化する。
J Catalyst2950上のポートをトランクにするコマンドはtrunk onである。
⇒不正解
正解は
A トランクは100MBPS以上且つ全二重で動作できるポートでのみ設定する。
C トランクの両端のポートで同じタギング方式を使う必要がある。
G Catalyst1900でトランクポートに設定できるのはFastEthernet0/26 0/27だけである。
I トランクリンク上を流れるデータにはVTPアドバタイズメントやCDPがある。
K トランクの両端のポートのネゴシエーションはDTP(Dynamic Trunk Protocol)で管理されている。

3.あるスイッチドネットワークは全てCatalyst1900で構成されている。このネットワーク上のCatalyst1900はCiscoSystemsの独自プロトコルを使用してVLANごとに個別のスパニングツリー計算を行い、それぞれのVLANでルートブリッジを検出してループフリーな環境を維持するための情報を保持している。このプロトコルを何というか。
F CDP
⇒不正解
正解はB PVST
Catalyst1900のトランクポートではISLが使用される。ISLを使用する場合はそれぞれのVLANごとにスパニングツリープロトコルが計算され、各VLANにおいて独自のルートブリッジを選出するPVSTという機能を使用できる。PVSTを使用するCatalystスイッチでは、インスタンスという「VLANごとのスパニングツリー情報」を保持する。

4.あるCatalyst2950でポート0/2にマッピングするVLAN20を作成し、Show vlanコマンドを実行したところ、ポート0/2は依然としてデフォルトのVLAN1に所属したままだった。このため次のようにshow running-configを実行して現在の設定を表示した。この表示結果からどのような問題が考えられるか。
D ポート0/1が誤ってトランクに設定されている。
⇒不正解
正解はC ポート0/2にVLAN20が割り当てられていない。
そのため、正しい設定を行うにはポート0/2に対しSwitchport access vlan20を実施してポート0/2とVLAN20のマッピングを行う必要がある。

5.次のうち、VTPの特徴について正しく述べているもの5つを答えよ。
A VTPはトランクリンク上で送受信される。
D 同一VTPドメイン内の全てのスイッチで同じVTPモードで動作させる必要がある。
G クライアントモードのスイッチはVTPを受信できるが、VLANの作成や削除は行えない。
H VTPドメイン名を設定する際、大文字・小文字の区別は関係ない。
I VTPアドバタイズメントの信頼性を高めるため、VTPパスワードの設定ができる。
⇒不正解
正解は
A VTPはトランクリンク上で送受信される。
C サーバモードのスイッチはVTPアドバタイズメントを送信する。
G クライアントモードのスイッチはVTPを受信できるが、VLANの作成や削除は行えない。
I VTPアドバタイズメントの信頼性を高めるため、VTPパスワードの設定ができる。
J Catalyst2950上ではVLANコンフィグモードでVTPの設定を行う。

6.VLANの特徴について正しく述べているもの2つを答えよ。
A VLANはブロードキャストドメインを分割でき、サブネットのようにみなされる。
B 一つのアクセスポートに一つのVLANを設定できる。
⇒正解

7.新規購入したファクトリーデフォルトのCatalyst2950に対して、次のように管理VLANをVLAN50に設定した後、デフォルトゲートウェイに対してPINGを実行した。PINGが成功しなかった原因として考えられるのはどれか。
E ルータと接続しているポートをアクセスポートに設定していないため。
⇒不正解
正解はB デフォルトの管理VLANがアクティブになっているため。
ファクトリーデフォルトのスイッチはデフォルトの管理VLAN(VLAN1)がアクティブな状態になっているため、interface vlan 1コマンドを実行し、この論理インタフェースに対してshutdownコマンドを実行しなければならない。

8.Catalyst1900と2950をトランク接続するため、各スイッチに以下のような設定を行ったが、正しく通信することができない。原因として考えられるものはどれか。
A 1900でFA0/27を使用してないから。
⇒不正解
正解はE Catalyst1900と2950は元々トランク接続できないから。
タギング技術として、1900はISL、2950はIEEE802.1Q標準を使っているため、技術の間に互換性がなくトランク接続は行うことが出来ない。

壊滅的なまでにボロボロ。さすがに何ヶ月もやってないだけあり全て忘れている。

図解教本sec189

chapter 08 VLANまでを強引に終わりとし、遂に本丸((c)小泉純一郎)のIPルーティングへ突入。俄然やる気も出るというもの。
この辺は、開発拠点などでサーバやルータをいじったことがあれば、比較的簡単な内容になる。

ルーティングとは、
受信したパケットのヘッダとルータが保持しているルーティングテーブルを比較し、パケットを渡すべき次のルータ(ネクストホップ)へと、適切なインタフェースからパケット送信する一連の処理のこと。

ルータが送信インタフェースを決定してインタフェースに送り出す動作をパケットフォワーディングと呼ぶ。

図解教本sec190

ルータは適切なケーブルが接続されたインタフェースに、有効なIPとサブネットマスクが設定され、このインタフェースがアクティブな状態(link up)であると、自分に直接接続されているこのネットワークの情報を自動的に学習する。

但しルータがルーティングを行うには「自分に直接接続されていないネットワークの情報」を学習する必要がある。
これには、
・管理者が手動で経路設定する方法=スタティックルート
・ルーティングプロトコルで自動的に学習する方法=ダイナミックルート
の二つがある。

ルーティングプロトコルを使用して経路情報を他のルータに伝えることをアドバタイズメント(advertisement)という。

IPのようにルーティングによってルータに転送されるネットワーク層プロトコルをルーティッドプロトコル(routed protocol)という。

図解教本sec191

スタティックルートの用途には以下がある。
・ダイアルアップ接続
リモートネットワーク先に送信したいときだけ接続する。

・デフォルトルートの設定
デフォルトルートは、別名ラストリゾートゲートウェイともいい、ルーティングテーブルに登録されていない全ての宛先を表す特殊なルートとなる。
通常ルータは受信パケットをルーティングテーブルと照合してパケットに含まれる宛先情報が見つからない場合はパケットを破棄するが、デフォルトルートが設定されていれば未知の宛先のパケットは破棄されずに、必ずデフォルトルートへ転送される。

スタティックルートの弱点は経路を自動的に変更できないため、障害発生時に障害ルートを迂回できない。
ダイナミックルートの場合は、障害発生時にも経路を自動的に変更できる。

図解教本sec192

1.ルーティングに関して正しく述べているものはどれか。
C 経路情報が参照されてからパケットをどのインタフェースから転送するかが決定される。⇒正解

2.ルータがルーティング時に参照するテーブルはどれか。
C ルーティングテーブル⇒正解

3.ルータが自動的に他のルータと経路情報を交換して学習した経路を何というか。
C ダイナミックルート⇒正解

4.スタティックルートの欠点を二つあげよ。
A 大規模なネットワークでは設定や管理が困難になる。⇒正解
D 障害発生時に経路変更に柔軟性がない。⇒正解

5.受信パケットの宛先情報が自分のルーティングテーブルに存在しない場合、ルータはデフォルトでどのように動作するか。
D 適切な送信インタフェースを決定できないためこれを破棄する。⇒正解

6.スタティックルートとダイナミックルートを比較した場合に正しく述べているものを二つあげよ。
B スタティックルートは障害発生時の経路切り替えに柔軟性がない。⇒正解
D ダイナミックルートは障害発生時の経路切り替えに柔軟性がある。⇒正解

図解教本sec193

スタティックルートの設定
・グローバルコンフィグモードで行う。
・ip routeコマンドで設定する。
・permanentオプションを設定すると経路情報を保持し続ける。

●Ciscoルータでスタティックルートを設定するコマンド
・宛先条件指定
Router(config)#ip route 宛先条件 ネクストホップIP permanent

※宛先条件には到達したい宛先IPネットワークまたは宛先IPサブネットを指定し、そのアドレスに対するサブネットマスクを指定する。

※ネクストホップIPには設定した宛先ネットワークに到達するために自分がパケットを転送すべきネクストホップルータの「受信インタフェースのIP」を指定する。

コマンドで指定したスタティックルートは基本的にルーティングテーブルから自動削除されることはないが、ネクストホップルータと接続している自分のインタフェースをシャットダウンするとルーティングテーブルから削除される。
このとき、permanentオプションを指定すればインタフェースをシャットダウンしてもスタティックルートは保持され続ける。

・宛先条件と自分の送信インタフェース指定
(Serialケーブルなどで対向ルータとPointToPoint接続している場合のみ)
Router(config)#ip route 宛先条件 自分の送信インタフェース ネクストホップIP permanent

※自分の送信インタフェースにはネクストホップルータと接続している自分の送信インタフェースを指定する。

(実際の設定例)
[構成図]
PC_A-[netA 10.0.1.0/24]-RT_A(10.0.2.254)
RT_A(10.0.2.254)-[netB 10.0.2.0/24]-(10.0.2.1)RT_B
RT_B(10.0.3.1)-[netC 10.0.3.0/24]-(10.0.3.254)RT_C
(10.0.3.254)RT_C-[netD 10.0.4.0/24]-PC_B

●ルータAのスタティックルート設定
RT_A(config)#ip route 10.0.4.0 255.255.255.0 10.0.2.1←netB宛てのパケットはルータB(10.0.2.1)に渡す。
RT_A(config)#ip route 10.0.3.0 255.255.255.0 10.0.2.1←netC宛てのパケットもルータB(10.0.2.1)に渡す。

●ルータCのスタティックルート設定
RT_C(config)#ip route 10.0.1.0 255.255.255.0 10.0.3.1←netA宛てのパケットはルータB(10.0.3.1)に渡す。
RT_C(config)#ip route 10.0.2.0 255.255.255.0 10.0.3.1←netB宛てのパケットもルータB(10.0.3.1)に渡す。

●ルータBのスタティックルート設定
RT_B(config)#ip route 10.0.1.0 255.255.255.0 10.0.2.254←netA宛てのパケットはルータA(10.0.2.254)に渡す。
RT_B(config)#ip route 10.0.4.0 255.255.255.0 10.0.3.254←netC宛てのパケットはルータC(10.0.3.254)に渡す。

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